昔使っていた iPhone を売りたいのにパスコードを忘れた場合


スマホを買い替えた後、古いスマホはみなさんどうしているのでしょう。


筆者はSIMフリースマホを、格安SIMサービス会社と契約しているだけなので基本的に何ごとも自己対応。ということで、昔使っていた iPhone を売ろうと思い久しぶりに電源ONしてみたら、悲しいことにパスコードロックがかかったままでした。もちろんパスコードなんて覚えておらず。。

途方に暮れながら解決策を探してみると、丁寧に解説してくれているサイトを発見。

こちらのサイトを参考にしながら、初期化することでロック解除しました。


筆者が行った具体的な操作は以下です。ロック解除の方法はいくつかあるので、やりやすい方法を選択するのがよさそうですね。

  1. WindowsパソコンでiTunesを起動
  2. iPhoneの電源を切る
  3. 所定のボタンを長押ししたまま、iPhoneとパソコンをケーブルで接続(所定のボタンは機種により異なるので上記サイトご参照ください。)
  4. iPhoneの画面がリカバリーモードに変わったら、ボタンから指を離す
  5. メニュー画面が出てきたら、「復元」または「復元とアップデート」をクリック
  6. iPhoneの初期化が開始される
  7. 初期化が完了するとiPhoneが自動で再起動され、初期設定画面に切り替わる
  8. iPhoneとパソコンの接続を外す


初期化するとデータは消えてしまいますが、データは新しいスマホを買い替えたときに移行しているし、今回は使っていない iPhone を売ることが目的なので迷わず初期化。


これでやっとフリマサイトに出品できます。


筆者の iPhoneSIMフリーの ものだったので、このまま出品できますが、キャリアと契約していた端末は、出品する前にネットワーク利用制限がかかっていないか確認する必要があります。



ネットワーク利用制限がかかっていないか確認するには

STEP1 IMEI番号を確認する

IMEI番号とは携帯電話などの端末識別番号のこと。これを用いてネットワーク利用制限状況を確認することができます。

窃盗された端末や端末料金が滞納された場合など一定の条件に該当した場合にネットワーク制限がかけられます。制限がかけられているとフリマアプリで出品することができません。

iPhoneのIMEI番号の確認方法はこちら


STEP2 ネットワーク利用制限を確認する

STEP1で確認したIMEI番号を用いて、以下のサイトでネットワーク利用制限を確認します。

Docomo の場合
au の場合
Softbank の場合

確認結果が「〇」か「ー」の場合は出品可能です。



スマホをフリマサイトで売るには色々と手間がかかるものですが、そのハードルをひとつひとつ超えていった後にはちょっとした達成感があります。

しかし、けっこう時間がかかるのも事実。新しいスマホを入手したときに下取りに出せるならそうするほうがラクなのかもしれませんね。




追記(2024/3/3)

初期化する前にまずは「iPhoneを探す」機能を停止させておく必要がありました。

iPhoneを探す」機能がオンになっていると、 売主のAppleIDとパスワードを入力しなければアクティベーション(利用開始設定)できなくなってしまうからです。
この機能は、iPhoneの紛失、盗難時には大変役立ってくれます。

しかし、この機能をオンにしたまま初期化を行なってしまうと、 売主のAppleIDとパスワードがないと使えなくなってしまうようです。


iCloud.comの「デバイスを探す」でデバイスを削除する方法はこちら
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