歯の健康対策は未来への投資


「若いうちに知っておけば良かった」と後悔した10の必須知識とは何か?というタイトルで興味深い記事がネットニュースに載っていました。60〜92歳の男女400人に実際に聞いて得た回答は以下のようになります。


「若いうちに知っておけば良かった」と後悔した10の必須知識
第1位 年金の仕組み
第2位 資産運用に関する知識
第3位 歯の健康対策/健康に関する知識
第4位 社会保険・税の仕組み
第5位 運動習慣を持つこと
第6位 英会話を学ぶ
第7位 個人年金(保険)
第8位 遺産相続の知識
第9位 医療に関する知識
第10位 家族の歴史・日本やや世界の歴史


いずれ多くの人が老後を迎えます。そのうえで知っておいたほうがよい知識は、ほとんどの人に共通していると言えるでしょう。そう考えると今のうちからとれる対策はとっておくことが得策です。


今回、第3位にランクインされている歯の健康についての対策を考えてみたいと思います。


筆者は1日3回歯磨きをしているので、少しぐらい気になることがあっても大丈夫かな、となんとなく歯医者から遠のきがちでした。定期健診も行ったり行かなかったり。ですが、これを機にきちんと定期的に検診に行ける体制を整えようと決意。


まず、歯医者から足が遠のきがちな理由とその対策を3つ考えてみます。

理由1 通いづらい場所に歯医者がある

人気の歯医者だからという理由で、少し距離があっても通っていましたが、いくら名医とは言え、やはり行きづらい場所には足が遠のいてしまいます。これを解消すべく、人気の歯医者のこだわりを捨てて通いやすい歯医者を発掘しました。

理由2 予約が取りにくい

以前通っていたところはネット予約システムはありましたが、サクサク予約できるものではありませんでした。希望日を入力して後日調整する流れで、予約が即確定しずらいため、時間があるときに予約をとろうと考えているといつのまにか忘れてしまうというサイクル。予約はサクサクできたほうが、他の予定も立てやすいですね。

理由3 予約がとれても待ち時間が長い

人気の歯医者さんはとにかく待ち時間が長い。予約が取れていたとしても、待つこともしばしば。あえて人気の場所をはずすこともひとつの手なのでしょう。



以上が、筆者が歯の定期健診から遠のいてしまう理由でした。これらを踏まえ今回以下の条件の歯医者さんに変更。

  1. 家から自転車で5分以内
  2. ネット予約で日にちが即決できる
  3. 待ち時間が短い

これなら、いつでも通える準備万端です。肝心な技術力ですが、定期健診やクリーニング程度であれば、よほど腕が悪くない限りそれぞれの歯医者さんに大きな差はないと考えました。検診で何か大きな問題が出てくればセカンドオピニオンとして別の歯医者にかかることもできます。


歯医者さんが決まれば、次に決めるのは定期健診やクリーニングを受ける頻度です。


歯科の定期健診は3~4ヶ月毎に受診することが良いとされています。状態によっては、半年に1回のペースでも良かったり、1~2ヵ月の短いスパンで受診が必要な人もいるようなので、歯医者さんと相談しながら決めるとよいでしょう。


以上が、筆者の考える歯の健康対策でした。歯は年齢を重ねてから後悔しないように気を配っていきたいところですね。