サンフレア・アカデミー英訳の基礎1全8回を受講した感想を書きたいと思います。
結論から言うと受講してよかったです。
今回はその主な理由を3つ挙げたいと思います。
- 受講前の筆者英語スペック
- 受講内容
- 受講してよかった理由① フィードバックがもらえる
- 受講してよかった理由② 日本人の弱点がわかる
- 受講してよかった理由③ 翻訳会社が求めていることがわかる=仕事につながる
- 英訳講座をおすすめしたい人
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受講前の筆者英語スペック
以下が英訳の基礎1を受講する前の筆者の英語スペックです。
- 社会人になってから英語独学スタート
- 英検1級
- TOEIC920
- 仕事でリーディングとライティングはわりとしていた
受講内容
冠詞、前置詞や無生物主語など、日本人特有の弱点に焦点を当てて週に一度授業があります。全8回のオンライン授業で授業時間は各2時間半。
内容が濃いため多少時間をオーバーすることもありました。数時間頭をフル回転した後はけっこうヘトヘトでしたが、授業後は毎回充実感を得ることができました。
受講してよかった理由① フィードバックがもらえる
筆者の場合、前職で英語を書く仕事をしていたのですが、その時は翻訳の勉強をしてから実務に活かしたのではなく、翻訳関係の仕事を見つけてから現場で覚えていきました。そのせいか、仕事で翻訳をする際は、あまり難易度は高いものではなく、自分が翻訳した内容についてフィードバックをもらうこともなく忙しい日々を過ごしていました。
仕事で翻訳をする場合、フィードバックをもらえることはそう多くはありません。基本的には仕事を進めることが優先されるからです。職場にも依るかと思いますが、おそらくフィードバックをもらえる環境だとしても、断片的であり根本的な改善にはつながりにくい内容にならざるを得ません。
その点、英訳講座ではしっかりとしたフィードバックをいただけるので、根本的な改善につながります。英語資格試験でハイスコアを持っていても抜けている文法はけっこうあるということをこの講座で理解できました。
受講してよかった理由② 日本人の弱点がわかる
本講座は、日本人特有の弱点に焦点を当てて効率的に教えてくれます。世の中には良書とされる英文法書や翻訳に関連する書籍は数多く存在しますが、膨大な量に及ぶそれらをひとつひとつ復習している時間はそうありません。本講座では重要な点をかいつまんで教えてくれるので時間の節約にもなりました。
日本人が間違えやすいとされるところは、筆者が間違えやすいところとほとんど同じで、まるで筆者のために作成された講座なのかもしれないと思ったほどです。おそらく母国語に影響され間違える箇所はほとんどの人にとって共通なのでしょう。
受講してよかった理由③ 翻訳会社が求めていることがわかる=仕事につながる
日本人が間違えやすい点は、日本人の翻訳者を雇っている翻訳会社が注目してチェックしている点でもあり、これを理解すると翻訳会社が求めているものが見えてきます。つまり翻訳会社のトライアルに合格する可能性があがります。
サンフレア・アカデミーは翻訳学校ですが、サンフレアは翻訳会社でもありますので、つまり翻訳学校で学んだことは翻訳会社で活かせることになります。トライアルになかなか合格できなかった筆者も本講座受講後に合格をいただくことができました。
英訳講座をおすすめしたい人
サンフレア・アカデミーのサイトでは、英訳の基礎Ⅰの対象者(推奨)を下記の様に述べています。
- TOEIC730点以上のスコアを取得している方
- 英訳のスキルアップを図りたい方
- 専門分野の講座を修了し、さらに英訳スキルを学習したい方
筆者的に本講座をおすすめしたい人はこんな感じです。
- 資格試験のために英作文を書く練習をして、本気で試験に臨んだことがある方(英検なら準1級あたり、TOEICなら800点以上)
- 実務で英語を書いているがいまいち自信がないのでどうにかしたい方
上記筆者が考える本講座をおすすめしたい人2点の共通点は「英作文を書いて本気で悩んだ経験」があることです。
ここは a なの the なの?この場合前置詞はこれでいいの?こんな表現ネイティブに通じる??なんて思いながら苦労して英語を書いた経験がある人にとっては最適ではないでしょうか。