タイトル通り今更かもしれませんがPasoramaを使ってみました。
Pasoramaと言えばセイコーインスツルの電子辞書です。セイコーインスツルは2015年3月に電子辞書ビジネスから撤退し、2022年10月には電子辞書修理および部品販売(充電池など)終了となっていますが、panoramaはいまだ根強い人気があるようです。
特に、電子辞書端末をUSBケーブルでパソコンにつないで、パソコン上で一括検索ができる機能は翻訳者の間でも人気のよう。かねてから筆者もpasoramaの存在は気になってはいましたが、既に販売終了となった機器を購入することに躊躇していました。
そして、CDタイプやオンライン上の辞書を使うことを模索していましたが、辞書のひとつひとつがけっこうなお値段だし、規格もまちまち。この2段ハードルが足かせとなり、中途半端な辞書環境を継続していましたが、今回意を決して(大げさ)pasoramaを使ってみることにしました。
もう販売していないので、購入先はフリマアプリ。とりあえず使ってみるだけなので、DAYFILER DF-X900Rの辞書本体だけを激安の4000円で購入。箱や付属品がそろっている同等の中古品は3~4万円といったところでしょうか。
筆者が購入したものには取扱説明書はついてませんでしたがネットで検索可。
https://www.sii.co.jp/cp/download/pdf/DF-X900X_X800X.pdf
パソコンに接続するUSBケーブルは自宅にあったもので対応しました。
ちなみに「DF-X900R」は「DF-X9000」と同等品で大学生協理系モデルのようです。理化学辞典などが収録されているのが特徴ですが、英語系辞書も充実しています。
詳しくはこちら
なかでも筆者が目当てにしていた辞書は以下の4つ。
研究社 新編 英和活用大辞典
Oxford Collocations Dictionary for students of English
Oxford Advanced Learner’s Dictionary
ロイヤル英文法があるのもうれしい。
品物が届いて電子辞書本体での辞書検索はすぐにできたのですが、パソコンに表示させるまで四苦八苦。
どのように接続したかについてはこちらの記事で。